「弱さのなかに宿る希望を共に見つめて」
2026年4月1日付で、日本基督教団 高の原教会の牧師として就任いたしました、徳田 信(とくだ まこと)です。
この春より古都・奈良の美しい風を感じる高の原の地で、皆さまと共に歩み出せることを心から光栄に存じます。
私は牧師としての務めと共に、大学等で教育や研究に携わってきました。私の探求の柱となっているのは、スタンリー・ハワーワスやヘンリ・ナウエンといった神学者たちの思想です。彼らは、効率や強さが追求されがちな現代社会において、あえて「弱さ」や「共にいること(Being)」の重要性を説きました。
聖書は、「体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです」(コリントの信徒への手紙一 12章22節)と教えています。教会とは、完璧な人々が集まる場所ではなく、むしろ自らの不完全さや弱さを認め合い、それゆえに神様の大きな愛と、互いの助け合いを必要とする人々の群れです。
高の原教会が、日常の喧騒の中で一息つき、自分を飾ることなく「ありのまま」でいられる場所、そして神様の静かなささやきに耳を澄ませる場所でありたいと願っています。
教会員の皆さまはもちろんのこと、地域にお住まいの方々、あるいは人生の問いや孤独を抱えておられる方々、どなたでもお気軽に教会の門を叩いてください。皆さまとお会いし、お話をうかがい、共に祈るひとときを持てることを楽しみにしています。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
2026年4月1日
日本基督教団 高の原教会 牧師
徳田 信
